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チャージコントローラーの負荷接続端子には、実は大変重要な「意味」があります。

一般的に「チャージコントローラー」と言っていますが、正確には「充放電コントローラー」と言います。

充放電？・・・充電はわかりますが、なぜ放電要素を記載しているのかを考えるとわかり易いです。

一般的な鉛バッテリーでは、化学反応により電気を蓄積したり放電したりできる訳ですが、実はバッテリー容量に応じた「放電」「充電」を繰り返し行うことにより、バッテリー内部の電極、電解液が活性化されます。

バッテリーは「生き物」であり、自然放電分だけの充電ではこの活性化反応が十分とは言えず、バッテリーの性質を十分に理解したメンテナンスを行う必要があるのです。

ほとんどのチャージコントローラーでは、1A〜10A程度までの放電が可能になっていることからもお判りのとおり、種類豊富に市販されている10Ah〜100Ah容量のバッテリーを意識した放電用として設計されています。（もちろん、インバーターをこの端子につなぐことはできません）

もちろん、日常インバーター経由で電気を使っている場合には、負荷接続端子を使う必要はありません。

非常用電源として、日常的に電気を使用しない場合には、バッテリーを長持ちさせるためにも、ぜひ放電深度2％〜10％程度を目安にして使ってください！