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- ソーラー発電システム・太陽光蓄電システム よくある質問集
- 以前にも質問させていただきましたが、キャンピングカーの走行充電器(オルタネーター)とソーラーチャージコントローラーの「同時充電」はできないと回答されましたが、ほかのホームページを見ると、ダイオード等で逆流防止回路を作れば大丈夫のような記載があります。どちらが正しいのでしょうか?
以前にも質問させていただきましたが、キャンピングカーの走行充電器(オルタネーター)とソーラーチャージコントローラーの「同時充電」はできないと回答されましたが、ほかのホームページを見ると、ダイオード等で逆流防止回路を作れば大丈夫のような記載があります。どちらが正しいのでしょうか?
同じ質問には、基本的にお答えしていませんが、確かにそんな間違った?(ソーラーチャージコントローラーを知らない)情報が記載されたページが存在するようなので、もう一度だけ説明します。
よく考えてみてください。一般的な充電器もオルタネーターもチャージコントローラーも、バッテリーの電圧(充電状況)を監視しながら、適正な電圧値を定めて充電します。
2系統の充電器(仮に、ソーラーチャージコントローラーと車のオルタネーター)が同時に充電を開始すれば、お互いの充電電圧を監視することになりませんか?
実験してみれば、実に簡単なことなのですが、ソーラーチャージコントローラーは高性能な製品ほどバッテリー電圧を詳細に監視しています。
充電ステータス(バルク充電、吸収充電、フロート充電)それぞれに、出力電圧値、電流値を上げたり下げたりしながら、その瞬間瞬間の電圧降下速度や定置度を監視して、バッテリー電圧より若干高い電圧で充電しています。(ここでは電流値は無視して解説します)
チャージコントローラーは、バッテリーの電圧を常時監視していたいのに、ほかの系統の電圧が検知されれば、その電圧を定置されたバッテリー電圧と誤認識して、さらに高い電圧で充電しようと試みます。
もうおわかりですね!
それぞれの充電系統が全く同じ充電アルゴリズム、充電ステータスを持っていれば、2系統からの充電も可能になるでしょうが、異なる充電系統が混在すればあっという間に充電終始電圧(コントローラーの最大出力電圧)に達し、すぐに吸収充電→フロート充電に切り替わります。
すなわち、充電開始時のバッテリー電圧が11.0Vであった場合でも、あっという間に「バルク充電」→「吸収充電」→「フロート充電」に変わり、バッテリーにとってこの繰り返し充電をするわけですから、とてもバッテリーの適正な充電方法とは言えません。
オルタネーターが定電圧充電仕様であれば、極端な過電圧充電となります。
やってみればわかります。(でも決してやらないでください)
でも、バッテリーを壊しても当店に責任はありません。
コントローラーやオルタネーターを壊すのではなく(壊す可能性もあります)、バッテリーを適正に充電できないから・・・というのが理由です。
本日の発電率投稿数
推定/14件 確定/5件
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株式会社オータムテクノロジー