太陽光発電システム／非常用電源システム／ソーラー発電システム／東京・秋葉原

（答え）NOです。必要ありません。

※但し、当店のオリジナルパネル（20W以上）には付属しています。

格安の中国製かつ高品質のパネルの流通が少なかった約2年前までは、
日本製またはヨーロッパ製の「横流し」（本来系統連携用途として、
パワーコンディショナーと組み合わせて販売されていたもの）パネル
がたくさん販売されており、実はこの付属品となる「接続箱」にダイオード
が取付けられておりました。

要するに、連携系の発電システムでは、蓄電側となるバッテリーが存在せず、
万一パワーコンディショナーが故障した場合には、系統からのいわば「逆逆潮流」
が起こり、パネル保護のためにダイオードが必要とされていたものです。

Web上のそんな「間違った情報」は、ここから始まった「迷信」
ともいえるものです。

独立系のソーラー発電システムでは、必ずチャージコントローラーを
使用しますが、このコントローラーが完全無欠のダイオードなのです。

日本製などのダイオードが入っていないパネルを使い、かつチャージ
コントローラーまでも使用しないでバッテリーに充電している方々が、
以前はたくさんいらっしゃいました。

「12V用パネル」「24V用パネル」などという表示のあるパネルを販売
しているWebサイトが未だに存在しますが、コントローラーを使わずに
バッテリーへ充電していたときの「迷信」「妄信」の名残りともいえます。

万一、完全無欠のダイオードとなるチャージコントローラーが故障
したとき（もちろん故障理由にもよりますが）には、このコントローラー
自身が「導体」となる可能性はほとんどなく、したがってパネルへの逆潮流
は「ありえない」という結論となります。

仮に、夜間の時間帯にDC12V〜50V程度のパネルへの潮流が
あったとしても、パネルを損傷させるような負荷はありませんので、
神経質に考える必要はありません。

但し、パネル内の配線がショートしていた場合は、この限りでは
ありません。でもありえないですね！

※当店の50Wパネル以上は、バイパス対策をもなされています。