ソーラー発電システム・太陽光蓄電システム よくある質問集

ディープサイクルバッテリー(鉛シールド型)の適正充電電圧について正確に教えてください!できる限りバッテリー寿命を長持ちさせたいと考えております!

ある意味において、蓄電システムでは最も重要なパーツと
なる「蓄電側バッテリー」ですが、最近非常に神経質と
思われる質問が多くなってきました!

結論から申し上げて、ディープサイクルバッテリーに対する
適正な充電電圧の重要なポイントは「充電終止電圧」だけ、
と言っても過言ではありません!

※以下、ここでは「ソーラー蓄電システムで利用するディープ
サイクル型バッテリー」の説明になりますので、単に商用電源
充電器を使用する蓄電システム、自動車始動用の内部抵抗の高い
一般的なバッテリーは除外して解説しますので、予めご理解ください。

そもそも、鉛バッテリーの基本構造と化学反応の仕組みを理解
していれば、定格電圧12V(2Vセル×6直列)に対して「15V以上」で
充電すれば、間違いなく過電圧充電となります!

ソーラー蓄電で使用する充電コントローラーは、「バルク充電」
「アブソーブ充電」「フロート充電」の概ね3ステージの充電
アルゴリズムを持っています。

1、バルク充電 
負荷が要求する最大電流を、コントローラー性能いっぱいで充電します。
※このステージの充電電圧値が「充電終止電圧」です。

2、アブソーブ充電(吸収充電)
充電終止電圧よりも「1%〜2%程度」高い電圧で、かつ微電流制御を
して、セル間の電圧バランスを整えていきます。

3、フロート充電(PWM制御充電、パルス充電)
鉛シールドバッテリーであれば、13.6V程度(12V換算)の微電流で
充電して、電極のサルフェーション除去(化学反応によるお掃除)と、
満満充電までの最後の数%の充電補完を行います。
※MPPTチャージコントローラであっても、このステージはPWM制御です。

バッテリーは、一番最初の「バルク充電」ステージで、概ね95%までの
充電が完了しておりますが、その「95%」とは元気な状態の劣化していない
バッテリーの場合であり、電極にゴミが付着すれば内部抵抗が上がり、見かけの
電圧と充電を停止した後の電圧降下が大きく、満充電にできないという症状が
起こり始めます。

ソーラー蓄電「中級者以上」となっている方々は、なんとなく経験則
で知っていることなのですが、充電終止電圧が概ね14.3V以上あれば、
元気な状態のバッテリーなら十分に充電できるのです!

定電圧、定電流充電器では、上記フロート充電電圧である
「13.6V〜13.8V」もあれば、これもまた十分に充電できる
のです!

鉛バッテリーでは、みなさまの利用環境(充放電電流値、低温エリアなど)
のほか、満満充電の機会を与えない等(フロート充電を経験させない)、
バッテリーの寿命は大きく変わりますが、バッテリーを長持ちさせるために
用途を限ってしまうのも「本末転倒」だと思います!

どうか神経質にならず、もっとおおらかな気持ちで自然エネルギー発電を
お楽しみください!

鉛バッテリーは、発明されてから150年以上も、この社会にいまだ存在
している「非常に柔軟な蓄電池」なのです!

但し、絶対に「15V以上」(12V換算)の電圧で充電することは
止めてください!

逆な言い方をすれば、充電終止電圧が「15V以上」あるバッテリーは、
ソーラー発電周辺機器との相性がありません・・・ということにもなります。

まだまだ発展途上の「自然エネルギー発電」であることも理解してください!

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