大変に面白い考察として、バッテリーとDC-ACインバーターとの相性問題を考えるとき、鉛バッテリーは、インバーターよりもだいぶ昔に製造開発が行われた製品であるものの、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは最初から既製品、汎用製品としてインバーターの仕様に基づいて開発されているという経緯があります。
特に、蓄電システム用途として、当店のように販売している「ソーラー蓄電用リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」では、DC-ACインバーター側に特別な仕様の変更を加えることなく、バッテリーに内蔵されているBMSの仕様を最適化すること、また、セル単位(リン酸鉄リチウムは「3.2V」)の直列接続数を増減させてインバーターとの相性問題を解決しています。