当店では、中国製品の販売比率が「80%」を超えておりますが、当店の運営母体となる「株式会社オータムテクノロジー」に中国資本が入っている訳ではありません。(「0%」です)
また、中国人社員はおりますが、執行役員の全員が日本人による経営です。
当ページでは、【蓄電システム.com】サイトで販売している、各種自然エネルギー発電関連商品について、その特長と当店の仕入商品に関する考え方を解説しています。
特に、主となる関連機器「DC-ACインバーター」「チャージコントローラー」については、その技術論を含めて具体的な解説を進めてまいります。
当店では、中国製品の販売比率が「80%」を超えておりますが、当店の運営母体となる「株式会社オータムテクノロジー」に中国資本が入っている訳ではありません。(「0%」です)
また、中国人社員はおりますが、執行役員の全員が日本人による経営です。
この第1の理由は「仕入価格」です。
実際には、中国の貨幣価値を伴わない為替利益によるところが多いことも事実ですが、まだまだわが国と比較して人件費の安い中国製品は、完全なメイドインジャパン製品と比較しても、魅力ある価格で皆様に提供することが可能です。
第2の理由は、中国が独立型自然エネルギー発電の「先進国」であるからです。
日本は、諸外国に比べて電気事情(電力供給事情)が格段に勝っており、上水道の普及率「97%」という数字を含めて、電気を自家で賄うという考え方が基本的にありませんでした。
その点、中国の過疎地域では、1日に2時間程度の電気供給しかなく、ソーラーパネルとチャージコントローラーの技術革新スピードとともに、莫大な自然エネルギー発電需要が生まれました。
ただし、わが国の商用電源連携系(余剰売電システム)のソーラーパネルは、技術論を含め一時的に世界シェアでかなり優位だった時期もありましたが、大手メーカーの誤算と強欲(ソーラーパネルを単体販売しなかった)により、格安の中国製品にあっという間に席巻されたことも忘れてはいけません。
もう一点、実は中国はソーラーパネルのセルモジュールの原料となるシリコンの
「世界第一」の原産国であるということです。
世界的にも価格競争で負けるはずのない体力と資力を持っている国なのです。
敵うわけがありません。
特に、当店がチャージコントローラー部門で販売している「EPsolar社」は、北京に本社を持ち、おそらく2013年度は世界シェアNo.1となることは確実です。
ちなみに、EPsolarの日本における正規販売店は当店だけです。(但し、世界シェアの1%未満です)
2013年現在、当店で販売している正弦波インバーターは、
中国製品と、台湾からOEM提供を受けている
「DENRYO」ブランド製品の2種類となります。
DENRYO製品とよく似た日本製ブランド名の付いたインバーターも流通しておりますが、これも台湾:COTEK社(コーテック社)からOEMを受けている製品です。
当店では、後者製品も一時扱っておりましたが、日本メーカーがOEMの事実を公開したくないという問題があり、当店では消費者に対する不公正性に疑義を持ち販売をやめました。
ここでは、当店が仕入れている中国製インバーターの特長について具体的に解説いたします。
この事実を知っている方は、ソーラー発電の上級者です。
インバーターにはさまざまな保護回路を持ちますが、一般に市販されているインバーター(格安の擬似正弦波インバーターを含め)は、発電しながらインバーターでAC100V放電するという適正な回路、保護回路閾値を持っておりませんので、バッテリー充電後に充電系統の接続を外すか、日没後に充電を停止している時にしか適正な利用はできません。
当店の販売する中国製インバーターは、すべてメーカーに特注している製品であり、バッテリーを傷めずに、放電深度を深く使用できるような設定値での保護回路を持っています。
まさにそのとおりです。
超高価な工業用、産業用のDC-ACインバーター(大規模無停電電源装置)は別として、汎用(格安)インバーターの製造技術は、はっきり申し上げて全世界的に発展途上です。
そして現在、その汎用性、廉価性に富んだ製品シェアは中国製品が世界No.1でしょう。
日本製品と称して、自動車のシガーソケットからDC12Vを取るタイプの格安製品は、ほとんど中国製回路基板を使った中国、タイ、インドネシアで組み立てられた製品です。
当店では、これまで数々の中国メーカー製のインバーターをサンプル仕入してまいりましたが、すでに、技術面、機能面においても一流企業に成長したインバーターメーカーも存在します。
ところが、やはりそんなメーカーで販売されている製品は決して安くはありません。
当店では、一流を目指しながらもまだ二流、三流である「日本に対し親和感情」を持っているメーカーに狙いをつけ、ソーラー発電機器、バッテリー(特に、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)と相性の良い格安製品を発注しています。
当店では、特に「EPsolar社」(中国・北京)の製品を多く扱っています。
理由はもちろん、その魅力ある廉価性でありますが、同社製のMPPTチャージコントローラーは、すでにアメリカ製品、ドイツ製品をその耐久性能、充電性能を含めて完全に凌駕しております。
チャージコントローラー、特に現在ではMPPT制御製品が主流になっていますが、その設計段階において最も重要な要素は、多様なバッテリー種別に対する「充電アルゴリズム」となります。
格安のPWM制御製品では、バッテリー種別すら選択設定できないものもありますが、設定できるタイプのチャージコントローラーにおいては、各世界のメーカーは、最も効率よく、最もバッテリーに優しく、いかに適正に充電することができるかに焦点を絞って、この充電アルゴリズムに手を加えています。
現在、蓄電側バッテリーとして多く使われるようになった「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」もバッテリー種別として加わり、蓄電側バッテリーを選ばないチャージコントローラーが生まれてくることでしょう。
当店では、すでに次々世代の蓄電側バッテリーとして有望な「スーパーキャパシタ」に照準をあて、世界中のチャージコントローラーメーカーに対し、適正な充電アルゴリズムを提示できる実験検証を開始しています。
実は、現在多く流通している「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」の90%は、ソーラー発電などの自然エネルギー発電用途として設計されているものではありません。
一般的に流通している製品は、商用電源から充電する充電器の仕様に沿ったもの、または電動バイク、EV車のような、やはり専用充電器が用意されているバッテリーです。
したがって、内蔵されているBMSの仕様は大きく異なり、チャージコントローラーやインバーターの仕様との相性問題は考慮されておりませんので、ソーラー発電システムとして適正に利用できるとは限りません。
当店で販売しているリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、すべて「ソーラー発電用途」に特注して製造しておりますので、おそらくわが国では同等品は存在しないはずです。
言い方を代えれば、ソーラー発電用のチャージコントローラーとDC-ACインバーターを使うために設計された製品ですから、電動バイクやEV車、ほかの用途にはなじまない製品であるともいえます。
当店【蓄電システム.com】では、以上のような考え方、設計思想に基づいて商品の仕入れや、セット商品の構成を行っているということをご理解いただければ、このページは目的が達成できたと思っております。
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